来たる5月22日(土曜日)、13:00より京都大学にて第2回人文学の正午研究会が開催されます。第1回は「人文学とはなにか?」でしたが、第2回は「色彩論」の予定です。色彩はひとにいかに影響を与えてきたか。歴史において、ある […]
人文学の正午研究会の公式ウェブサイトが公開されました。アドレスはhttp://www.fragment-group.com/shogoです。五月末に第2回研究会が京都大学にて開催されます。お近くの方はもちろん、遠くの方も […]
4月25日(日)、13:30(13:00開場)より京都府立大学合同講義棟にて『精神の歴史』書評会(洛北史学会・日本史の方法研究会共催)が行われます。 評者に梅田径氏(早稲田大学)・小路田泰直氏(奈良女子大学)を予定してい […]
4月17日午後1時より第1回「人文学の正午」研究会が京都大学にて開催され、盛況のうちに幕を閉じました。第1回の報告者は田中希生「人文学とはなにか?」でした。第2回は5月末に開催されます(「色彩論」の予定)。多数の参加者を […]
4月17日(土)、13:00より、第1回「人文学の正午」研究会が京都大学(文学部新館第四演習室)にて開催されます。多数の参加者をお待ちしております。近代以降、もうずっと危機を迎えている人文学の未来をとことん語り合いましょ […]
最近は本当に忙しい。定職があるわけでもなく、ただただ時間を労働に浪費する。これでは本当の仕事はなかなかできない。われわれのような貧しい立場の人間は、この社会で生きていくのは難しいに違いない。「違いない」と人ごとのようにい […]
文学は批評的なものであるという言葉は、戦後によく聞かれるようになった。それは間違いではないが、正しくもない。たとえば、ハイフェッツの “Criticism does not disturb me, for I […]
文芸誌フラグメントが刊行されました。新しいウェブサイトがhttp://www.fragment-group.comにできています。 人文学の再生に向けて、新たな一歩のためには、やはり、文学・哲学・歴史学の三つの核が必要で […]
現在、文芸雑誌『フラグメント』の編集が順調にすすんでいます。今月中の刊行に向けて、田中希生もがんばっています。小説を書いた、という情報も入ってきています。本当なら、(恐いものみたさ、という感じも含めて)楽しみですね。 詳 […]
なんとなく、病気をすると、バッハを聴きたくなったりする。昔から音楽にすがってきた自分にとって、死ぬ時に聴く曲くらいは選びたいと思う。もちろん、死ぬというのは大げさだが、病気で肉体的に衰弱すると、ベタに「マタイ受難曲」など […]
夏の盛りに、本居宣長の墓を訪れた。 伊勢神宮を詣でた後、三重県の岬の突端、熊野灘と遠州灘の境目のところで東を望む。折口信夫は、南面すれば左側で、なだらかに曲線を描く水平線の向こうに、《常世》をみた。大和からみて、大和なら […]
ウェブサイトがリニューアルされました。なお、当サイトはFirefox3.5で動作確認をしています。現在、IE6には対応していません。 確認ブラウザ一覧(推奨順) 1. Firefox 3.5 2. Safari 4 3. […]
このウェブをリニューアルしようと思っているが、なかなか思うようにいかない。ささやかなこの場所で、ささやかに知的活動をつづけているが、やはり、ささやかなものではあっても、自分なりによい場所にしたいとは思う。人生を振り返って […]
今日は白樺関連の展覧会があったので京都文化博物館へ。曇天のさなか、岸田劉生の美術・装丁をおおいに堪能した。自分は彫刻に関してはどうも古典礼賛から抜け出せなくていけないのだが、ロダンのよさも、すこしわかった気がする。途中、 […]
ブログを立ち上げてちょうど1年になった。カウンターはほぼ30000を数えているし、ユニーク数も6000を超えている。驚くべきことだと思う。 もともと自分は本をあまり読まないし、読んでも基本的につまみ食いしかしない。本を読 […]
田中希生著、『精神の歴史』(有志舎)が6月24日に配本されました。専門書のおいてあるような本屋なら、もうそろそろ売ってると思います。 [amazon asin=”4903426254″][/ama […]
田中希生が編集代表&アート・ディレクションを務める歴史と批評の雑誌、『ノートル・クリティーク』第2号の発送作業がもうすぐ(週明け?)行なわれます。ようやく刷り上ってきた第2号も苦労の連続でした。これを手に取った読者様のご […]
私的な仕事がぼちぼち終わりそうなので(まだ完全には終わっていない……)、ノートル・クリティーク第2号の編集にも本腰を入れているのだが、それはそうと、自分の本がアマゾンで予約できるようになっている(装幀は写真がまだ出てませ […]
晴れて査読を通過して掲載決定した執筆者さまにはご迷惑をおかけしています。予定より遅くなりましたが、第二号に向け、着々と編集作業が進んでいます。来月末にはなんとか入稿までこぎつけたいのですが、どうでしょうか。
政治が滅茶苦茶なことになっていると感じる。 法学的な観点やジャーナリスティックなセンスを持ち合わせていない素人であることを承知で、無責任にいえば、また概念の定義を広く見積もっていえば、小沢一郎の件は100パーセント国策捜 […]
有志舎というすばらしい出版社から、今年の六月に本が出ることになった。博士論文「精神の歴史 近代日本における言葉と出来事」のいらない部分を削って改稿したものですが、またいずれ大々的に宣伝します。
一昨日、鎌倉は東慶寺を訪れたときの出来事。 まずは高見順の墓参り。相手が作家であると思うと、それも死人であればなおさら、こちらも裸にならざるを得ない。とりわけ彼の前では、隠し事はできない。自分でも思いもよらなかった言葉が […]
最近、坂本龍一を聴くことが多い。小さい頃からファンだった手前、坂本を聴いているときは、自分が「衰弱」しているときだと認識することにしている。 「衰弱」というとわかりにくい? 衰退といってもいいが、疲労ではない。没落でもな […]
ひとりの黒人男性がアメリカ大統領となった。すばらしいことだ。彼は、黒人、女性、性同一性障害者、すべてのマイノリティを演じることを、自ら引き受けたひとりの俳優となる。ギリシア悲劇において、《顔》も《仮面》も同じく「プロソポ […]
久しぶりに、ホメロスの『イリアス』(松平千秋訳、岩波文庫)を読んだ。ぼくがホメロスをはじめて読んだのは、中学か高校の頃だった。実家には、ギリシア悲劇の全集はあったが、ホメロスはなく、それで図書館で借りて読んだのだ。誰に薦 […]
中平卓馬という写真家がいる。1977年の9月11日、つまり今日からちょうど31年前に、アルコール中毒で倒れ、記憶や言語に障害を負いながら、今日もまだ、写真家でありつづけているひとである。ぼくが彼のことを知ったのは、一昨年 […]
京大の基礎物理学研究所の隣に湯川記念館がある。そこには、中間子の存在を理論的に予言した1935年の「素粒子の相互作用に就いて」の原稿やそこに至る計算が書かれたメモ、あるいはバートランド・ラッセルからの手紙(ラッセル=アイ […]
この夏、一番の思い出といえば、城之崎に行ったことである。家賃を納める際、毎月2000円余分に預ける、ということを続けていたら、それなりにお金が貯まっていたから、それで行った。城之崎行きを、印象深いものに変えたのは、やはり […]
オリンピックなどというナショナルな祭典は好きではないが、見ていると、スポーツの世界には、まだ、純粋なものがあると感じさせられる。純粋なもの――それは、自己に内在的な追求のこと。つまり、自己の認識を拡張すること。かつて、芸 […]
上記の件で、ぼちぼち問い合わせが。まったく反応がないと思っていたので、嬉しいです。ウェブサイトを作らなきゃいかんのだろうけど、どうせ作るのはぼくだし、ちょっとネットはお疲れ中。査読つきの投稿雑誌なんで、投稿は随時受け付け […]